こんにちは、こんじきです。
未経験からコンサル転職を目指す人は年々増えているように感じます。
年収アップ、成長環境、市場価値向上。
コンサル業界には魅力的な要素がたくさんあります。
一方で、転職後に
「思っていたのと違った」
「こんなはずじゃなかった」
と感じてしまう人がいるのも事実です。
私は30代前半で未経験からコンサル業界へ転職し、現在はマネージャーとして採用や育成にも関わっています。
今回は、自分自身の経験や周囲で見てきた事例をもとに、「未経験コンサル転職で後悔しやすい人の特徴」を整理してみます。
転職を検討している方の参考になれば幸いです。
大前提:コンサルの仕事を理解すること
まず初めに伝えておきたいことですが、「コンサルタント」という職種について少なからずキラキラした印象も持つ方がいます。
経営戦略や新規事業などの最上流の仕事に携わり、社会に影響を与えるような大きな仕事をして活躍するイメージがあるのかもしれません。
目指す姿として間違っているとは言いませんが、実際の現場はイメージとは大きく異なります。異なることのほうが多いはずです。
そもそも、所謂「戦略案件」は今のコンサルティング業界のマジョリティではなく、未経験でコンサルに入ってアサインされることは多くないでしょう。
多くは実行支援やIT関連のプロジェクトで経験を積むことになるため、イメージとはかけ離れる場合があります。
そのため、大前提として今の総合コンサルティングファームがどんな案件が多く、どんな働き方をしているのか、きちんと理解しておく必要があります。
当たり前ですが。
そのうえで、実際に後悔してしまう理由について触れていければと思います。
特徴① 年収アップだけを目的にしている
最初に誤解のないように言っておくと、年収アップは立派な転職理由です。
私自身も年収はかなり重視していました。
ただし、
「とにかく年収を上げたい」
だけで転職すると危険です。
なぜなら、コンサルは年収が高い代わりに求められるものも多いからです。
当たり前ですね。
仕事内容、働き方、期待される成果。
これらを理解せずに入社すると、
「こんなに大変だとは思わなかった」
という状態になりがちです。
年収は結果であって、目的の全てではありません。
転職理由を説明するときに、
「年収以外でコンサルを選ぶ理由は何か」
を一度整理してみることをおすすめします。
特徴② コンサル転職をゴールにしている
転職活動中は、
「まず内定を取りたい」
という気持ちになります。
私もそうでした。
しかし、実際には転職はスタート地点です。
コンサル業界に入った瞬間に、
新しい知識のインプット
新しい仕事の進め方
新しい人間関係
が一気に押し寄せてきます。
転職活動中に燃え尽きてしまう人は意外と少なくありません。
「なぜコンサルなのか」
「コンサルで何を実現したいのか」
を考えている人ほど、入社後もブレにくい印象があります。
特徴③ 指示待ちタイプ
これは少し耳が痛い話かもしれません。
コンサルは答えのない仕事です。むしろ答えがない仕事ばかりです。
もちろん上司はいます。
ただ、
「次は何をすればいいですか?」
を毎回聞いていると苦しくなります。
例えば、
- 自分なりに仮説を立てる
- 必要な情報を調べる
- 考えを整理して相談する
といった動きが求められます。
完璧な答えは不要です。
むしろ、
「まず考えてみる」
ことが重要です。
このスタイルが苦手な人は、最初かなり苦労するかもしれません。
苦労する分にはよいのです。慣れていない人に「まず考えろ」と言っても考え方すらわからない場合もありますし、思考にはロジックがあり鍛えることもできるからです。
ここでの問題は、「指示してくれたほうがラク」、「仕事は上司の指示で動くもの」といった考え方を好む場合です。
仕事への向き合い方として受け身姿勢の方はコンサルとして致命的です。※あえてはっきり言わせていただきます
特徴④ フィードバックに弱い
コンサル業界は成長速度が速いと言われます。
それは裏を返せば、フィードバック量が多いということです。
資料レビュー。
会議後の振り返り。
チャットでの指摘。
日常的に改善点を伝えられます。
私の周りでも、レビューコメントの多さに凹むコンサルタントはよく見かけます。
「赤字だらけじゃないか・・・」
「最初から直したほうが早いのでは・・・」
しかし、そのレビューに向き合いひたむきに改善していくことが成長の近道です。
指摘されることを否定と受け取るのではなく、成長のための材料と考えられる人は強いです。
プライドが高い方ほど素直に受け止められなくなるため、いかに素直になれるか、切り替えられるか、がポイントになります。
特徴⑤ 自分に向いているか考えたことがない
意外と多いのがこのパターンです。
SNSで見かける
「コンサルは年収が高い」
「市場価値が上がる」
という情報だけを見て転職活動を始めるケースです。
もちろん興味を持つきっかけとしては十分です。
ただ、
自分がどんな働き方をしたいのか
何を得たいのか
は整理しておいた方がいいと思います。
向いているかどうかは学歴や経歴だけでは決まりません。
実際には、
- 学ぶことが嫌いではない
- フィードバックを受け入れられる
- 自分で考えることが苦にならない
こういった要素の方が大切だと感じています。
明確に携わりたい業界、テーマが無くても構わないと思いますが、実際のコンサルティング業務の解像度を上げ自身に合いそうかイメージを持つことは非常に大事です。
ぜひ実際のコンサルタントや生の声を聞いてみてください。
では、コンサルに向いている人とは?
ここまで後悔する人の特徴を書いてきましたが、
逆に向いている人の特徴もあります。
例えば、
- 新しいことを学ぶのが好き
- 分からないことを調べるのが苦ではない
- 人からの指摘を前向きに受け止められる
- 物事を整理するのが好き
こんなタイプの人は、未経験でも十分活躍できる可能性があります。
私自身も転職前はコンサル経験ゼロでした。
大切なのは「今何ができるか」よりも、「これから学び続けられるか」だと思います。
まとめ
未経験からのコンサル転職は、大きなチャンスになり得ます。
一方で、業界への理解が浅いまま飛び込むと、入社後にギャップを感じることもあります。
転職活動を始める前に、
- なぜコンサルなのか
- 自分に向いているのか
- 転職するべきタイミングなのか
を整理しておくことが大切です。
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