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未経験中途コンサルが必ず読むべきおすすめ書籍【必読本12選】

 

どうも、こんじきです。

今回は未経験中途入社のコンサルタント向けにオススメの書籍をご紹介します。

実際にはオススメというよりも必読本に近い位置づけです。

有名どころからこれだけは最低限読んでほしいというコンサル本を厳選していますので、ぜひチェックしてみてください。

【こんなひと向け】

  • ・転職前~転職1年程度の未経験中途コンサルタント
  • ・コンサル1~2年目の新卒コンサルタント
  • ・仕事力を磨きたい全ビジネスマン

 

基本的なビジネス知識・スキルはすでにお持ちの前提で、かつコンサルタント向けに書いていますので、あえて”未経験中途コンサル向け”としています。

ですが全書籍、ビジネスマンなら誰もが必要な内容になっており全員にとって”必読”と言ってよいかと思います。

 

早速、オススメ本のリストです。

上から下まで、お持ちでない本は今すぐチェックしてください。

※リンクからAmazon Japanの商品ページへ飛びます。

 

 

 

コンサルタントとして最低限のマインドセット、思考法と作業スキルを理解し、実践に向けた準備をしましょう。

 

中途未経験向けコンサル必読本12選

ご紹介する書籍は3つに分類しています。

  1. マインドセット
  2. 思考力
  3. 作業スキル

まずは地盤となるマインドセットを確実に理解し、考え方と思考法を学ぶ。

そして必須スキルとしての作業力を身に付ける。

コンサルタントとしてのマインドセットを理解するとその他スキルの必要性がわかるため理解が深まるかと思います。

 

コンサル本・マインド本

私がコンサルタントになって最重要と感じるものがマインドセットです。

プロフェッショナルと自身を認知することが最初の一歩と考えています。

 

①コンサル一年目が学ぶこと

まさに新米コンサルタントのための入門書といえる一冊です。

さらに言えば全ビジネスマンにとって有益な内容となっています。

コンサルタントとしての身構え、マインドセット、そして必要なスキルや考え方などが網羅的にカバーされており『コンサルのための1冊目』として相応しい内容です。

まさに必読。

コンサルタントを目指そうとしている学生、コンサル転職を検討している社会人にとってもコンサルタント像がイメージできるため非常にオススメです。


コンサル一年目が学ぶこと 新人・就活生からベテラン社員まで一生役立つ究極のベーシックスキル30選

 

②コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト

高松 智史さんの書籍の1つで、1テーマあたり3~4ページで完結されており非常に読みやすい1冊。

私のお気に入りでもあり、未経験中途コンサルタントにはまずこれを薦めるようにしています。

” ○○ VS XX ”というような対立形式での論法になっておりエンターテインメント性もあるため本が苦手でも軽く読める点もおすすめ。

 

1テーマごとに超具体的、かつすぐに実践に活かせるような内容になっているため現役コンサルタントは読みながら現場で実践し定着を図れるかと思います。

 


コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト 知らないと一生後悔する99のスキルと5の挑戦

 

③<おまけ>プロフェッショナル原論

プロフェッショナルマインドを語るうえで外せないため”おまけ”としてご紹介します。

著者の波頭 亮さんはマッキンゼー出身で戦略系コンサルタントとして第一線でご活躍されてきた第一人者です。

プロフェショナルのあるべき姿、考え方、マインドセットを丁寧に言語化されており読み応え抜群です。

マインドセットに関して理解を深めたい方はぜひ手に取ってみてください。


プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

 

思考法を理解、思考力を鍛える

④イシューからはじめよ

これも必読。

コンサルタントに必要な考え方、イシューに対する仮説構築や分析の仕方、絵コンテのイメージなどなど、もっても重要な要素が詰め込まれています。

1度ならず何度も読み返して理解を深めるべき本です。

サブタイトルにあるようにまさに”本質”の理解と整理にとても役立ちます。

 


イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

 

⑤仮説思考

コンサルタントらしい仮説思考について具体的に学ぶことができます。

仮説を立てて課題解決にあたる姿勢はコンサルの必須スキルであり、基本を知らないと期待値から大きく外れる結果になりかねません。

コンサルになると「仮説を正しく立てろ」なんて言われることもあるくらい、業界に浸透している思考です。

 


仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考

 

⑥論点思考

本書は「仮説思考」とセットで読むのがいいと思います。

目の前のタスクや指示をこなすことに精一杯になってしまうコンサルタントは非常に多いのですが、論点を正確に理解していれば仕事のアウトプット品質向上にも繋がります。

というよりも正しく論点を設定することはコンサルタントのスタート地点であり、その論点を分解して取り組むテーマに、そしてタスクに落ちているわけで全メンバーが理解してしかるべきと考えます。

 


論点思考 内田和成の思考

 

⑦1分で話せ

必要なことを端的にわかりやすく伝える技術。

ただでさえ時間単価の高いコンサルタントがだらだらと喋るのは絶対NG。

わかりやすく簡潔に、これが基本です。

伝え方にはコツとルールがあるため基本を学び実践しながら磨いていくべきスキルです。


1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

 

⑧超・箇条書き

構造化の基本は箇条書き。

メール、議事録、報告書、提案書、多くの場面で活用できるしとても使い勝手の良いものが箇条書き。

これをマスターできればとっても”強い”コンサルタントになれます。

だらだらと長い文章を書いてしまう、言いたいことがまとまらない、そんな経験がある方は箇条書きのパワーを理解したうえでしっかり使いこなせるようになりましょう。


超・箇条書き

 

作業スキルアップ

最低限の作業スピードはコンサルにとってはマナーの1つです。

ショートカットキーの活用、パワポやエクセルの基本操作に加えて一定のルールもあります。

きちんと理解し使いこなすことでまずは入口に立てます。

確実に抑えておきましょう。

 

⑨脱マウス

ひと昔前はマウスを取り上げることでショートカットキーを覚えさせ作業スピードを上げさせるような上司もいたと聞きます。

実際にショートカットキーを活用することは大幅な時間短縮と作業効率Upに繋がります。

この本ではキーボードの各キーの意味まで解説しており、効率よく脱マウスを目指せます。

マウスを使うことが悪とは言いませんが、コンサルタントであれば理解し使いこなすことができて当たり前のスキルです。


脱マウス最速仕事術――年間120時間の時短を実現した50のテクニック

 

⑩外資系コンサルのスライド作成術

コンサルタントの仕事のアウトプットといえばパワーポイントが基本。

高いフィーに見合ったプロフェッショナルな資料に仕上げるべく、わかりやすく綺麗にカッコよく見せる工夫や技術を学ぶ必要があります。

スライドのデザインについては個人の好みによる部分も一部はありますが、最低限守るべきルールや慣習もあります。

パワポのスキルは高いに越したことはありません。


外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック

 

⑪外資系金融のExcel作成術

次にExcel版ですが、Excelは使い方を知っている・知らないによって作業時間が大きく変わってきます。

パワポ同様、一定の理解と使いこなすスキルはマナーとして身に付けておくべき。

外資系シリーズはわかりやすく”間違いない”書籍です。

まずはこれ一本、徹底してください。


外資系金融のExcel作成術―表の見せ方&財務モデルの組み方

 

IT・PM本のおすすめ

⑫プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本

最後に、プロジェクトマネジメントに関する書籍です。

コンサルタントは基本的にプロジェクトワークであり、一般的なプロジェクトの進め方・管理手法を心得ておくべきです。

とくに昨今はIT,デジタルが絡むプロジェクトが多くPMO案件も非常に多いためプロジェクト推進のための全体像の把握とマネジメントスキームは知っておいて損はありません。

教養として一通りの流れを頭に入れておきましょう。

 


プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本 交渉・タスクマネジメント・計画立案から見積り・契約・要件定義・設計・テスト・保守改善まで

 

 

まとめ

今回オススメした本はすべて入門編であり読みやすいものを厳選しました。

学び続けることはコンサルタントとして必須です。

まずは紹介した書籍から入って基礎を身に付けていただき、それからはあなたの苦手やプロジェクトの必要性に合わせてさらに深く理解と専門性を磨いて頂ければ幸いに思います。

 

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