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コンサルタントに必要な英語力を解説 | TOEIC800点が目安?

 

どうも、こんじきです。

事業会社からコンサルタントに転職して日々四苦八苦しながら働いています。

 

コンサルタントはクライアントの課題解決に向けたコンサルティング業務に従事していますが、英語が必要となる機会は非常に多いです。

また、コンサルタントを目指す方にとっても英語力がどれほど必要になるか気になる方もいるかなと思います。

 

この記事では、コンサルタントに必要な英語力を解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

 

 

コンサルタントとしての英語の必要性

必須スキルとしての英語力

日本で”グローバル化”というようなワードが出始めてからすでに10年~20年経ちます。

現在では多くの日系企業でTOEICの点数を入社や昇格の条件として設けているケースが多く、英語の重要性は一目瞭然です。

大企業では一般的に600~700点程度のスコアを足切りラインとして設定している会社も多いようです。

 

ちなみにTOEICが公開している2021年度の平均スコアをみてみると、611点です。

Totalスコアの分布

出典:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

 

 

英語が必要な場面

英語が必要な場面は、業界や職種によっても異なります。

研究職であれば文献を読んだり論文を書くための英語が必要になるでしょうし、旅行業界であれば聞く・話す英語力のほうが大切かもしれません。

コンサルタントとして英語が必要な主な場面は以下のとおりです。※個人の見解です

  • 社内・クライアントとの報告会議、打ち合わせ、プレゼンテーション(ヒアリング・スピーキング)
  • 英語文献や英語サイトでの業界最新動向、最新技術のリサーチ(リーディング)
  • 海外拠点、グローバルメンバー向けの資料作成・メールなどでのコミュニケーション(ライティング)

プロジェクトやポジションによっても異なりますが、さまざまなビジネスシーンで英語を使う機会があります。

職位が上がれば外国人経営層に対するプレゼンテーションの機会も増えるため、求められる英語力も異なります。

 

ファームによる違い

コンサルタントと一括りにするのは少し乱暴ですので、ファームによる違いについて少し触れたいと思います。

戦略系ファーム

マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン・コンサルティングを代表する戦略系の外資コンサルティングファームにおいては、英語力は必須条件といえます。

TOEICスコアというよりもネイティブレベルで英語を流暢に使いこなせる英語レベルが求められます。

社内公用語も英語であることがほとんどで、最低限英語で正確なコミュニケーションがとれる必要があります。

 

総合系ファーム

総合コンサルファームについては外資系、日系で分けて考えたほうがいいかもしれません。

 

外資系総合コンサルファーム

外資系とはいっても、戦略系ファームに比べると少しハードルは下がるといえます。

BIG4をはじめとした外資系の大手コンサルファームでは世界中に拠点を持つなか、日本におけるビジネスを推進するために日本法人を置いています。

従業員の大半は日本人であり顧客も日本人がメインのため、プロジェクト、クライアントに応じて英語が必要になってきます。

とはいえ本社からくるパートナーやスタッフとのコミュニケーションも必要であるため、最低限コミュニケーションをとれるだけの英語力は必要といえます。

 

日系総合コンサルファーム

では外資ではない日系企業ではどうでしょうか。

アビームコンサルティング、ベイカレントコンサルティングのような日本発のコンサルティングファームでは英語力は必須というよりもアドバンテージと考えるほうがいいかもしれません。

ただし、近年は英語を必要とするプロジェクトも増加傾向にあるためプロジェクトアサインの可能性を広げるという意味では英語力は高いに越したことはないでしょう。

 

 

そのほか、人事系、M&Aなどに特化したファームにおいては英語力の必要性はさらに複雑化します。

プロジェクト単位で海外とのやりとりがあるかどうか、が分け目になりますが全体としては多くはない印象です。

 

 

コンサルタントに必要なTOEICスコアの目安

ここまで英語の必要性についてファームごとに解説しましたが、TOEICのスコアでいえばどれくらい必要なのでしょうか。

まずは大前提として、

  • 英語力は高いに越したことはない
  • TOEICはあくまでテストの点数であり実際英語でコミュニケーションがとれるかが大事

この2点を抑えたうえでTOEICスコアの話をします。

 

結論としては、コンサルタントとして最低限必要な英語力はTOEIC800点 といえます。

 

スコア別に解説をしていきます。

 

TOEICスコア ~700点

スコアが700点未満の場合、TOEIC受験者の平均点(611点)あたりで一般的な英語力はありますが、英語を使う海外プロジェクトを担当するのは難しいレベルです。

外資系ファームであれば足切りレベルであり、日系ファームにおいても英語が必要ないプロジェクトに限ってのアサインしかできないため必然的に競争力が低下します。

コンサルタントへの就職を目指すのであればまずは英語力強化に力を注ぐのが早道かもしれません

 

TOEICスコア 700点台

700点台であれば目安としてビジネスシーンでの限定的な英語対応ができるレベルです。

ただし、この場合もやはり海外プロジェクトへのアサインは難しいかもしれません。

メールでの英語のやりとりのみ、など限定的な使用であれば問題ありませんが、会議やディスカッションレベルになるとコンサルタントとしては不十分です。

海外プロジェクトの場合は相対するクライアントも英語が話せる場合が多く、プロフェッショナルな仕事が求められるコンサルタントとしてこのレベルの英語力ではクライアントが不満を抱く要因にもなりかねません。

外資系ファームにおいても足切りまではされなくとも、さらなる英語力強化が求められるレベルです。

日系ファームでも履歴書に書ける最低ラインではありますが、アドバンテージにはならないでしょう。

 

TOEICスコア 800点台

TOEICスコアが800点あれば、海外プロジェクトへのアサイン対象に入ってきます

ビジネスシーンにおいても正確なコミュニケーションがとれてプロジェクトを推進することが可能になってきます。

難しい議題のディスカッション、早い会話などに対応できないケースもありますが自身でハンドリングできることが期待されます。

 

私の知るなかでも、海外プロジェクトへのアサインのひとつの参考条件としてTOEIC800点以上、というのは感覚値として結構リアルです。

 

TOEICスコア 900点~

900点あれば外資系、日系ともにアドバンテージとして見られることが多くなります

戦略系ファームにおいてはさらなる英語力が必要ではありますが、900点以上あれば選考の視野に入ってくるレベルになります。

ただしこのレベルになるとTOEICスコアよりも実際に英語を使ってコミュニケーションがとれるか、英語でのビジネス経験はあるかといった実績が考慮されます。

 

TOEICスコアを上げる一番の近道は英語コーチング

実際に私も利用しました。

最短で一番効率よく英語力を伸ばしたいのであれば、英語コーチングがベストです。

高額ではありますがそれ以上に効果があり、キャリアにも直結します。

英語コーチングスクールは数多くあるため、お試しなどを申し込んで自分に合うところを選ぶといいかと思いますが、”コミットする”ことで有名なライザップイングリッシュを私はおすすめしています。

興味があればぜひ一度トライアルを申し込んでください。

 

まとめ

いかがでしたか。

コンサルタントとしてどれくらいの英語力が必要になるか、シーン別、具体的な例も含めて解説しました。

あくまで1つの目安としてですが、コンサルタントであればTOEICスコア最低800点ほしいところです。

そしてテストの点数だけではなく実際に英会話のトレーニング等も行って実務で使えるレベルの英語力として身に付けておきたいですね。

ぜひ参考にしてみてください。

 

こんじき

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